○桂沢水道企業団職員の退職管理に関する条例
令和5年2月21日
条例第3号
(趣旨)
第1条 この条例は、地方公務員法(昭和25年法律第261号。以下「法」という。)第38条の2第8項、第38条の6第2項及び第65条の規定に基づき、職員の退職管理に関し必要な事項を定めるものとする。
(再就職者による依頼等の規制)
第2条 法第38条の2第1項、第4項及び第5項の規定によるもののほか、再就職者(法第38条の2第1項に規定する再就職者をいう。)のうち、法第38条の2第8項の国家行政組織法(昭和23年法律第120号)第21条第1項に規定する部長又は課長の職に相当する職として規則で定めるものに離職した日の5年前の日より前に就いていた者は、当該職に就いていた時に在職していた執行機関の組織等(法第38条の2第1項に規定する地方公共団体の執行機関の組織等をいう。)の役職員(法第38条の2第1項に規定する役職員をいう。)又は法第38条の2第8項の役職員に類する者として規則で定めるものに対し、契約等事務(法第38条の2第1項に規定する契約事務等をいう。)であって離職した日の5年前の日より前の職務(当該職に就いていたときの職務に限る。)に属するものに関し、離職後2年間、職務上の行為をするように、又はしないように要求し、又は依頼してはならない。
(再就職の届出)
第3条 管理又は監督の地位にある職員の職として規則で定めるものに就いている職員であったものは、離職後2年間、営利企業(法第38条第1項に規定する営利企業をいう。以下同じ。)以外の法人その他の団体の地位に就いた場合(報酬を得る場合に限る。)又は営利企業の地位に就いた場合は、日々雇い入れられる者となった場合その他規則で定める場合を除き、規則で定めるところにより、速やかに、企業長に規則で定める事項を届け出なければならない。
2 企業長は、毎年、前項の規定による届出を受けた事項を取りまとめ、その結果を公表するものとする。ただし、企業長は、個人の生命、身体、財産その他の利益の保護の観点からやむを得ない事情があると認める場合は、当該事項の全部又は一部を公表しないことができる。
(過料)
第4条 前条第1項の規定による届出をせず、又は虚偽の届出をした者は、10万円以下の過料に処する。
(委任)
第5条 この条例の施行について必要な事項は、規則で定める。
附則
(施行期日)
1 この条例は、令和5年4月1日(以下「施行日」という。)から施行する。
附則(令和6年条例第2号)
この条例は、公布の日から施行する。